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東京から南へ300kmの伊豆七島で一番南にある島。
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小さな島だけど、とっても大好きな島なんだ。
そんな八丈島を少しでも感じてもらえたらいいなぁ~。

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ベラたちは、メスとして生まれ成長してオスに性転換する「雌先成熟型」という生殖パターンです。
すべてメスで生まれ成長してオスになる雌先成熟型のお手本となる種から、オスも生まれちゃう、ちょっと道を外れちゃう種もあり、その生まれる比率も種によって多いもものから少ないものまでとベラたちの生殖はとても複雑です。
その複雑な生殖は次ぎのパターンでまとめることができます。

・すべてメスとして生まれ、成長して一部がオスに性転換する。メスからオスに性転換するオスを「二次雄」と呼ばれている。
・一部オスとして生まれ、生涯オスとして生きる。大多数のメスは成長して一部オスに性転換する。オスとして生まれたオスは「一次雄」と呼ばれている。
・多数のオスが生まれ、生涯オスとして生きる。メスは成長して一部オスに性転換する。

こんな感じにまとめられるけど、中身のことなんで当然なんですが外見から判断することができません。

そこで外見からわかる色彩で判断することになるのですが、この色彩がまた厄介なんです。
写真はアオスジオグロベラです。
カーキ色の方も青い筋の方もアオスジオグロベラです。同じ種類に見えないほど色彩が極端に異なっています。
ベラたちの色彩は、成長すると別種ではないかと思ってしまうほど劇的に変化し、変わる前の最初の色彩を「initial phase」と呼び、変化した色彩を「terminal phase」と呼びます。
略してIPとTPです。なんかカッコイイ呼び方ですね。
アオスジオグロベラの写真で言えばカーキ色の子がIPで青い筋の子がTPということになります。

aosuji_20111213171639.jpg

日本語での解釈は「initial phase」が雌相、または始相。「terminal phase」が雄相、または終相と言われてます。
ということは、IPが雌でTPが雄、でも相が付いているの???になりますね。

そうなんです。冒頭で話したようにベラの生殖パターンは複雑です。
外見の色彩だけみてオスとメスを判断することはできません。相が付いている理由は次の通りです。

雌相(IP)=メスと一次雄、種によっては二次雄を含む。
雄相(TP)=一次雄、二次雄。

雄相は二次雄となるので雄であることはわかりますが、雌相には一次雄もいて、種によっては多数の一次雄も存在し、しかも二次雄も含んでしまうとなると、相を付けても混乱してしまうね。
私はこの呼び方よりも始相、終相で呼んだ方がしっくりくるような気がします。

この始相(IP)から終相(TP)に変化するのは性転時のタイミングが多いようですが、もちろん種によっては一次雄が大きくなったときも変化します。
それでは写真のホンソメワケベラを見てください。

hon_20111213184006.jpg

幼魚ですが、ホンソメワケベラの最初の色彩、つまり始相(IP)ということになります。
ホンソメワケベラの場合は、一次雄は存在しないので、間違いなく雌となります。
この幼魚が大きくなると終相(TP)に変化するのですが・・・・。あれ???

ホンソメワケベラの成魚は昨日の写真でもわかるように、オスもメスも同じ色彩です。
ということは終相(TP)に変化してもメスのままということになりますね。

終相(TP)にメスが存在する。ますます中身の生殖と外見の色彩を混同して考えたら混乱してしまいます。
 
                                                   つづく



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コメント

~のように見える

僕もゆうすけさんの図鑑の頃から急に言われ始めた雄相、雌相という言葉には何か違和感があって、前に本村さんに聞いてみました。

ここで言われる「相」は意味的には英語のphaseを単に日本語にしたものだそうで、辞書をひいても分かるように意味は「(変化・発達の)段階; 時期;見え方」になります。

つまり雄相は言いかえれば「雄段階、雄の時期、雄に見える」という事になるのですが、僕は「(見た目が)雄のように見える」程度の軽い意味だと捉えています。

どちらにしても、研究者でも学術論文でも雄相、雌相と書く人は少ないようです。
本村さんも論文には単に雄、雌と書くそうです。(笑)


やっぱそうなんだ。
どう考えても雄相、雌相はわかり易いように見えて、かえって混乱しちゃう。
外見の色彩と中身の生殖は分けて考えたほうがいいね。

今日ニューカレドニアでCirrhilabrus punctatusの二次オスと教えてもらったのですが、何が二次なのかわかったような気がします。。。

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