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44

Author:44
東京から南へ300kmの伊豆七島で一番南にある島。
「蒼い海・青い空・深緑の山」
小さな島だけど、とっても大好きな島なんだ。
そんな八丈島を少しでも感じてもらえたらいいなぁ~。

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かれんだぁ~

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ブログりんく

このブログはレグルスダイビングの一部です

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私が出版している海水魚のガイドブックには、ベラたちの写真下に雌雄を記載していますが、これ実はわかり易くするために便宜上書いただけのものです。
実際は雌雄の判断するには外見の色彩だけではわかりません。
そこでP168に「色彩と性別」のコラムで簡単にの書いてありますので、そこをまず読んでからこのブログを見てください。

八丈島のオトメベラは広いナワバリ内の中にとても大きな二次オス一匹に対して小さめの二次オス数匹と数十匹メスのハーレムで生活しています。
色彩は幼魚の色彩の始相と一次オス、メス、二次オスの色彩の終相となるので、外見からでは一次オスも二次オスもメスも同じ色彩なので雌雄を判断できませんが、大きさや行動で判断することができます。

普段は広いナワバリ内でそれぞれバラバラと生活しているので、一次オスとメスを判断することはできませんが、そのナワバリを牛耳る立派な二次オスは、そのナワバリ内を徘徊してメスたちにあいさつ回りをしているので、この二次オスだけはオスであることが行動でわかります。
まぁ行動を見なくても15cmを越える巨大サイズなんで一目でわかりますが・・・。

繁殖時期になると、メスも二次オスも一次オスも決まった場所に集まり産卵が行われます。
決まった場所に集まって繁殖するタイプのベラを「訪問型」と呼びます。

このナワバリを牛耳る巨大な二次オスはメスたちにアピール開始。いわゆる婚姻色ってやつです。
みるみる青く染まり真っ青になってメスたちを求愛します。
その気になったメスは二次オスに誘われるままに上昇しペア産卵で放精放卵します。
この求愛を繰り返し次々にメスたちを誘い産卵するのですが、ときどき影に隠れていた一次オスが乱入しメス一匹に対しオス二匹というトリプル産卵も行われてしまうのです。
でも二次オスにとっては我慢ならない産卵です。俺の女をとるなとばかりに乱入しそうな一次オスを見つけると産卵場所から追い払うのです。
一次オスを確認するチャンスはトリプル産卵の確認と、二次オスがものすごい勢いで追い払う相手を見極めることです。

写真は二次オスがメスに近づいたときにみるみる真っ青に変化したときの色彩で、もう一点はメスから離れてメスと同じ色彩なったときの写真です。
まぁ見ていると青くなったり戻ったりととてもせわしく体色変化させるんです。

otome_1.jpg

otome_2_20111209121843.jpg


で、この産卵パターンは八丈島でのお話です。

場所によっては群れ産卵をするところもあります。
ニシキベラと同じように百匹近くのオトメベラたちが産卵場所に集まり大産卵が行われるようです。
この場合は一回の上昇時でメス一匹に対し複数匹一次オスということなにりますが、一度その写真を拝見したのですが、オトメベラの場合はメス一匹と二次オス一匹、あとはすべて一次オスの割合となるようです。
二次オスくんはきっと一次オスを排除したいんだろうけど数か多すぎて排除しきれず諦めて一緒にしているって感じかな。。
ホンベラの産卵形式によく似ているね。

この群れ産卵が行われている地域では、きっと沖合の潮通しの良い場所では八丈島と同じように大きくて立派な二次オスが牛耳るハーレムがあってペア産卵が行われていると思います。

なぜこの二つの産卵形態が起こるのでしょうか。実は彼らベラたちの生き残りを掛けた戦術なんです。
その戦術の理由は・・・。全部書いちゃうとつまらない。興味のある方はまずは自分の地域のオトメベラたちを調べてくださいな。するとその理由が見えてくるはずです。

ってこんな感じでよいかい? しげる。。




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コメント

う~ん。。。

とりあえず、一次オスも二次オスもメスも同じ色彩って事はないかな。。。(^^;)
二次オスはやっぱり違うと思います。
非繁殖期でもある程度は青い印象は強いです。
真っ青ではないけど。
この辺は個人個人で感じ方は違うと思うけど、確かにコガシラベラほどの違いはない。
それは納得。。。

あ、そうそう。。。

聞き忘れていた事が。。。
八丈での状況を教えて下さい。

「繁殖時期になると、メスも二次オスも一次オスも決まった場所に集まり産卵が行われます。」との事ですが、繁殖期(数ヶ月)はずっとその場所(狭い範囲)に集まりっ放しですか?

それとも一定の産卵時間(数時間)のみその場所(狭い範囲)に集結して、あとはまた広いナワバリ内でそれぞれバラバラと散っていくのですか?

これは言葉の問題であり、どうでも良いといえばどうでも良いことなのですが(笑)、混乱を避けるために確認させてください。

親方の話を聞いている限りでは、これって「なわばり訪問型」とは言わないのではないでしょうか?
普段からオスのナワバリ内にメスたちは棲んでいるわけですよね?
それなら単に「ハレム型」かな?って。。。(・_・;

気付いて欲しくて、こっちでも質問!?

突発型と言うか、通常、そこのエリア(島など)では個体数が少ない関係だと思うのですが、群れ産卵をやらないエリアで、いつもは見られない場所で起こった事って、ありませんか!?僕は、ハコベラであるのですが・・・。あつ、ここでは、絶対っと言っていたぐらい訪問型のペア産卵です。あるとしたら、あの美しいペア産卵のノドグロベラとかもあるかも・・・・!?

しげるへ
オトメベラの群れ産卵は実際に見たことがないので推測でかくしかない。
一次オスも二次オスもメスの色彩の群れ産卵となると、外見から判断できないので、そのハーレムごと採取して解剖しないとわからないよ。
見た目メスの色彩たげの群れ産卵だとすると一次オスたちとメスの群れ産卵と考え方がすっきりする。
ベラの仲間は生き残る確率が低いため、雌先成熟型の生態。
生まれてすぐにできるだけ早く産卵することで、しかもたくさん産むことで、結果生き残る確率が高くなる。
いつ死ぬかわからないから一次オスが出現しできるだけ早く放精したい。←やりたい。
結果群れ産卵によって目的は達するが、これでは未成熟の卵の確率が高くなってしまったり、オスの生き抜くための弱い遺伝子も受け継がれてしまう。
これだけでは子孫繁栄は望めない。
この群れ産卵の子たちが苦難を乗り越え成熟したメスに成長し、その中から性転換した二次オスが現れ、また生き残った一次オスも成熟して立派になるだろう。
当然、この成熟したメスたちと成熟した一次オスや二次オスだけのハーレムとなって産卵が行われる。
この成熟した子たちが、若いメスやオスに混ざって産卵するのは考えにくい。
やっぱ強い遺伝時を持った者同士で産卵するのがスジかな。
結果群れ産卵とそれとは別に成熟した者同士の産卵がおこなわれるんじゃないかな。


しげるへ
訪問型とハレム型って、その定義ってなに。
俺は、この定義自体怪しいと思っている。
ハーレムの広さを考えなければ、ほとんどのベラは決まった場所に集まって産卵するけど。
みんな訪問型じゃないの?

つよしくんへ
確かに個体数でその産卵形態はかわるね。
いつも見られない場所で群れ産卵をやっている可能性はあるけど、それは推測だから群れ産卵を見ればその種類は群れ産卵するタイプとなり、見なければ現時点では群れ産卵はしないとなるね。
で、オトメベラに一次オスがいる以上はペア産卵と断定するのちょっと結果を急ぎすぎ。
たぶん一次オス乱入のトリプルが行われてると思う。観察を継続してください。

そういえば典型的なハレム型とされているホンソメワケベラだって、ナワバリ内から産卵場へ移動して産卵するよ。
その距離、いままでで一番遠い場所だったのが10m近くもあったぞ。

オトメベラたちは繁殖時期になるといつも同じ場所に集まっていて毎日産卵している。
そうでないときバラけている。

ハレム型と訪問型

川本さんのブログでも書いたのですが、一度、基本的な言葉の共通認識・共通理解が必要な気がします。
じゃないと話をしていても、同じ事を言っているように聞こえても言葉(用語)の捉え方が違うと、まったく意味が変わってくるため、何かメチャクチャ混乱してきます。。。

これは用語の意味が合ってる、間違っているなんて事はどうでも良くて、話している人間同士が1つの言葉を同じ意味として捉えて使っていないと、ワケが分からなくなる気がするという事です。(笑)

> 訪問型とハレム型って、その定義ってなに。
> 俺は、この定義自体怪しいと思っている。

間違いなく訪問型とハレム型とでは産卵形態・生活スタイルは全然違うものです。

僕の理解では普段(非繁殖期)はメスたちがオスのなわばり内に定住しておらず、繁殖期のみメスがそこを訪れて産卵する場合が「なわばり訪問型」、普段(非繁殖期)も繁殖期も常にオスのなわばり内にメスが定住している場合が「ハレム型」として捉えています。

言い方を変えると、前者は生活圏と産卵場は”大きく”場所が違い、後者は生活圏と産卵場は1年中一という理解です。

産卵期のみ潮通しの良い場所にオスがテリトリーを形成し、メスがそこへ列をなして行進して向かうようなものを「なわばり訪問型」と呼んでいますが、屋久島のオトメベラは多分違うのではないか?と思っています。(これはまだ推測の段階です)

一番近いな~と思うのが、オニベラやアカオビベラです。
屋久島のオトメベラは彼らの産卵形態&生活スタイルとほぼ一緒である気がします。

あまり広くない(この辺は主観ですが。。。)オスのテリトリー内にメスが数匹棲んでいて、産卵時間以外や非繁殖期は、オスは定期的にテリトリー内をパトロールしていて、産卵時間になると徐々にオスの後追いをするメスの数が増えてきます。
そしてテリトリー内のいろいろな場所で次々に放卵放精するわけですが、メスは決して「なわばり訪問」はしていないです。
すでになわばり内に棲んでいるので。。。(^^;;
どちらかというとオスが「訪問」しているくらい。。。(笑)

> そういえば典型的なハレム型とされているホンソメワケベラだって、
> ナワバリ内から産卵場へ移動して産卵するよ。

屋久島ではクリーニングステーションのスグ上で産卵するパターンの方が圧倒的に多いです。

> その距離、いままでで一番遠い場所だったのが10m近くもあったぞ。

10mだったら十分にホンソメのテリトリー内だと思うのですが。。。


コメント欄ではちょっと長文になってしまう。ブログに書くわ。。

書き方が早急に感じるような書き方なんで誤解させてしまいましたが、決め付けてる訳ではないんですよ。ただ、そのエリアでほとんど見た事がない産卵方法をやるのは、どういう事かと思って!?

僕もシゲルのナワバリ型やハレム型のような考え方があって(距離感はそれぞれ違うと思いますし、それぞれのベラの動き方の違いや環境の違いもあるでしょうが)、久米島のハコベラは、ハレム型がほとんだと思っているのですが、、もしかすると、ナワバリ型のような形態が、ごく少数、もしくは何かのきっかけで、そういう事になるのかなと思い、そんな例がないかと思い聞きました。なかなか、繁殖を突き詰めて見ているダイバーはいないので。

ただ、シゲルの話ではないのですが、以前、幼魚の大きさに話をしている双方の違和感があったように、言葉の共通認識が必要になりますね。そうでなければ、直接の会話でなければ誤解がうまれそうです。

お互いのブログやコメント内では、ハレムとナワバリがあるならば、シゲル案でいったらどうでしょうか!?
それに、??っと、思ったらその都度確認するという事で・・・・、まあ、これは、やったますが。

困ったなぁ~、なわばり訪問型とハレム型の定義は今まで調べられているホンソメ、ホンベラやササノハベラ(その当時はまだ二種に分けられていない)、ニシキベラやムナテンベラで分けられた言葉なかだよなぁ。
ほかの種類を追っていくと、どうもこの二つの分け方では無理があるんじゃないかと思っているだけ。
典型的な訪問型のニシキベラだって、普段の生活する場所でただバラバラと散らばっているわけではなく、雄と雌たちがハレムで生活しているし、雄同士のバトルだってある。
ハレム型のホンソメだって普段の生活の中で産卵する場所へ行っているのを見たこともないし、距離の違いはあってもニシキとほとんど変わらない。
とりあえずここから書きますわ。

配偶システム

親方~!
今、(学術上)分かっている社会関係&配偶システムは「なわばり訪問型」と「ハレム型」だけではないですよ。
親方の言うように、社会関係&配偶システムは多岐に渡るという事は(学術的にも)よく知られていて、例えば「ハレム型」だけでも「なわばりタイプ」、「行動圏重複タイプ」、「群れタイプ」などに分けている研究者さんもいます。(笑)

そうは言っても、すべての種類で、また同じ種類でもそれぞれの環境で、○○○ベラは××型、△△△ベラは□□型、と調べられているわけでは(もちろん)なく、オトメベラも僕の知る限りでは「なわばり訪問型で群れ産卵&ペア産卵がある」というところまでしか調べられていないと思います。
ましてや”ニシキベラ属の魚で”地域によって社会関係と配偶システムが変わってくるなんていう研究も今のところ聞いたことがないです。

しかし実際は、オトメベラ1つ取っても社会構造は地域によって、生息数によって多岐に渡る気がします。
またオトメベラはニシキベラ属なので、それと同じ「なわばり訪問型」だと思いがちですが、少なくとも屋久島で見る限りではそれとはまったく違う社会構造に見えます。

親方の言う「二つの分け方では無理がある」はよく分かるので、それなら「屋久島のオトメベラの繁殖形態は、これまでニシキベラ属の繁殖生態でよく言われていたモノとは違うのではないかと思います」と言えば良いのでしょうか。。。?(笑)

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